好きなもの#008「the pillows」
扉の向こうには約束なんてない
でも行こう 生まれ変わる朝が来た
Another morning/the pillows
◼︎like a lovesong(back to back)
- アーティスト: the pillows
- 出版社/メーカー: KingRecords:KingRecords
- 発売日: 2016/11/02
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クサい台詞が好きです。
そもそもChankgにオシャレなことなんて似合わないですし、なんだかんだ前向きで明るくて、少しダサいなぁと思うくらいのほうが自分にはちょうど良いなと思ったりします。ダサいくらいが面白いかなとも思ったりして。
the pillowsはその(良い意味での)ダサさがすごく好きなアーティストです。文頭にご紹介している「Another morning」も、なにか新しいことが始まるときなんかによく聞いていました。扉の向こうには約束なんてない。やっぱりダサいんですけど、すごく勇気の出る言葉だなと思います。
音楽自体あまり追わなくなってしまったので、2009年ごろ以降はちゃんと聞いていませんが、なんだかんだ今でも一番好きで、人生で一番お世話になっています。
◼︎WE HAVE A THEME SONG
はじめてthe pillowsを知ったきっかけはFLCL(※)でした。
※Chan㎏のガバガバ日記「好きなもの#001「FLCL」」参照のこと
FLCLのテーマソングならびにBGMを全て担当していたのがこのthe pillowsさんだったんですね。最初に好きになったのは「Crazy Sunshine」という曲。これは4話のクライマックスシーンに使用されている曲なのですが、そのシーンがものすごく好きで。何度も何度も見直しているうちに、この曲も大好きになっていました。そして、最初に借りたアルバムがその曲が収録されている「HAPPY BIVOUAC」。
最初はFLCLありきだったため、劇中で使用されている曲ばかり聞いていたのですが、次第に収録されている曲全てが好きになり、そこから自分の中でthe pillowsを一つのアーティストとして好きになり始めました。
そこからはひたすらアルバムを借りては飽きるまで聞いて、また次のアルバムを借りるというのが日常になっていきました。
◼︎日々のうた
- アーティスト: the pillows
- 出版社/メーカー: KingRecords:KingRecords
- 発売日: 2016/11/02
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そのため、高校時代はまさにthe pillows漬けの毎日。「Smile」「GOOD DREAMS」「Thank you,my twilight」など、ほとんどはこの頃に好きになったアルバムです。
一番好きになったのは「LIVING FIELD」。the pillowsはその時期や音楽性によって第1期~第4期でくくられるのですが、このアルバムは第2期に当たり、ソウルミュージックやボサノヴァ風のテイストが取り入れられています。これは今ままでオルタナティブ・ロックしか知らなかったChankgに衝撃を与えたアルバムで、以降私が好きな音楽はこのようなジャンルなんだと発見させてくれました。
またこのアルバムはちょうど修学旅行の時期に聞いていて、特に一番好きだった「エンゼルフィッシュ」という曲を聞くと、今でもそのころの思い出がよみがえってきます。
多感な時期だったこともあって数々の楽曲には色々な思い出が重なっていて、まさにこの頃の日々はthe pillowsと共にあったといっても過言ではないと思ってます。
◼︎TRIP DANCER
- アーティスト: the pillows
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the pillowsの曲はその期ごとに音楽性だけでなく、歌詞の雰囲気もかなり違います。ご本人も言っている通り、売れよう売れようと思って挫折ていた時期の曲は暗く落ち込んだようなもの多いです。私も同様に、今までの人生上手くいったことばかりではありませんでした。そんなときも、the pillowsの楽曲は時には私と一緒に落ち込んでくれました。
独りぼっちなら 感じる孤独は
たかが知れてるはずだよ
レッサーハムスターの憂鬱/the pillows
そんな彼らが、売れることよりもファンの皆を見て曲を作るようになってからは明るく前向きな曲が多くなっていきます。そんな曲は、いつも私を励ましてくれていました。
信じてるだけさ 約束なんてない
けどいいんだ
FUN FUN FUN OK/the pillows
ちょっとダサいのは百も承知ですが、それでもthe pillowsは今でも私に元気をくれ続けています。周りに話を共有出来る人が少なかったのがちょっと悲しかったですが。大学時代の自己紹介には今欲しいものの欄に「Like a lovesongの合いの手を入れてくれる人」なんて書いたりしてました。
◼︎Star Overhead
実は、転職を決意するに至った最後のきっかけもthe pillowsだったりします。
それは初めて「Star Overhead」を聞いたとき。
遠い日の散らばった夢は 星になって頭上にあった
失くしたと俯いていたよ 長い間ずっと
Star Overhead/the pillows
この曲を聞いて「ああ、そういえば自分って教育をやってみたかったんだよな」ということが頭をよぎりました。歌詞の通りなんですが、本当にずっとそう思っていたのに、いつの間にか失くしてしまったような気になっていたことに気が付いて。そのあとすぐに転職サイトに登録して今に至ります。
本当に昔から今もずっと、the pillowsにはお世話になりっぱなしです。
■その未来は今
- アーティスト: the pillows,山中さわお
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2004/11/03
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そろそろ締めます。
数々の思い出が詰まっていることもあり、私のメンタルにも影響を与えてくれたthe pillowsの楽曲は私にとって本当にかけがえのないものばかりです。
ご紹介はできませんでしたが「オレンジ・フィルム・ガーデン」や「Ritalin 202」のような曲ももちろん好きですよ。
そうそう、実はこのthe pillowsなんですが、来年でちょうど30周年ということで。ほぼ同い年。こんだけ好きと言っておきながらまだライブに行ったことはないので、来年のライブには行こうかな。今からRUNNERS HIGHになってきた!!
それではBUSTERS(the pillowsファンの呼称)の皆さん、ご一緒に。
アウイエ~!
- アーティスト: the pillows,山中さわお,鹿島達也
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